過去の開催記録(敬称略,所属は開催当時)

第1回  2005年5月28日 
武居  渡 (金沢大学)  「言語獲得はモダリティを超えるのか-手話から見た言語獲得過程-」
清水  由紀 (お茶の水女子大学)  「子どもはどのように他者の性格特性を理解するようになるのか」

第2回  2005年8月6日 
外山 紀子 (津田塾大学)  「心と身体の相互性に関する理解の発達」
江尻 桂子 (茨城キリスト教大学)  「指さしに音声は伴うか:聾児と聴児の比較から」
カルダー 淑子 (米国ニュージャージー州プリンストン日本語学校)  「在外学習者の二言語の保持と伸張および、その社会的・心理的要因」

第3回  2005年9月24日
住吉 チカ(福島大学)  「長期意味記憶の障害と回復過程:統合失調症患者を中心に」
上原 泉 (清泉女学院大学)  「子どもは何歳頃まで遡って思い出せるのか:記憶発達の検討」

第4回  2005年11月26日
旦 直子(東京大学・日本学術振興会) 「乳児のテレビ認識」
清河  幸子(東京大学)  「コンサルテーション型協同による問題解決 -表象変化の促進効果に着目した検討-」

第5回 2006年1月28日
大泉  郷子 (東京大学・日本学術振興会) 「果たされなかった意図の記憶:子どもの意図の認識と自己の行為の記憶との関連性」
細川 美由紀 (茨城大学・日本学術振興会)「読み障害児における音韻処理と聴覚情報処理に関する検討」

第6回 2006年3月11日 
中島  伸子 (新潟大学) 「子どもの楽天主義:望ましくない特性の変容可能性についての信念の発達」
森  津太子 (甲南女子大学) 「メディアが子どもの発達に及ぼす影響」

 

第7回  2006年5月27日
平井  美佳(お茶の水女子大学)「自己-他者間の葛藤の調整における文化の役割」
李  美静(お茶の水女子大学)「中日二言語のバイリンガリズム-在日台湾人の子どもの二言語習得に影響する要因」


第8回  2006年8月5日 
松尾  香弥子(国立長寿医療センター研究所)「日本語のアクセント処理に関するfMRI研究」
坂田  陽子(愛知淑徳大学)「認知の生涯発達モデルの構築-幼児・成人・高齢者のデータをもとに-」


第9回  2006年11月25日
高比良  美詠子(メディア教育開発センター)「子どものインターネット使用と社会的不適応の関係」
木村  文香(江戸川大学)「小中移行期における学校適応の変化」


第10回  2007年1月27日
外山  紀子(津田塾大学)「プライバシーと知る権利に関する理解の発達」
犬塚  美輪(埼玉工業大学・日本学術振興会)「説明文読解における方略使用の発達と指導」


第11回  2007年3月10日
有園  博子(兵庫県こころのケアセンター)「母子生活支援施設におけるDV被害者同伴児童の行動特徴」
長谷川  真里(お茶の水女子大学)「社会的ルールにかかわる教師と幼児のやりとり:幼稚園年少クラスの1年間の観察事例から」

 

第12回  2007年5月26日 
仲  真紀子(北海道大学)「面接法における自由報告の意義:子どもの目撃者,被害者,被疑者への面接と英国の実務」 

第13回  2007年8月4日
岩男  卓実 (関東学院大学)「大学導入教育における文章構成法教示の実践例:議論を通じた批判的思考力と論理的文章表現力の育成」
藤崎  和香 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所・日本学術振興会)「視聴覚の同時性知覚」

 

第14回  2009年5月16日 
永盛 善博(早稲田大学)「空気が関与する運動現象に対する因果的説明様式の発達:説明と知識の関係に焦点を当てて」
武居 渡(金沢大学)「聞こえない子どもの言語を評価する-手話評価テストの開発と日本語力の測定-」 

第15回  2009年8月26日 
住吉 チカ(福島大学) 「発達障害児における言語発達と高次認知機能の関連:全称量化表現の理解・語流暢性課題による検討」
垣花 真一郎(郡山女子大学) 「かなの読み習得における濁点規則,拗音の混成規則の利用」


第16回  2009年11月28日 
佐治 伸郎・今井 むつみ(慶應義塾大学) 「語意獲得とは何を意味するのか:即時マッピングと意味の再編成」

第17回  2010年3月13日 
林 創(岡山大学)  「子どもの作為と不作為に関する認識とその発達」
森口 佑介(上越教育大学) 「幼児を対象にした発達認知神経科学研究:現状と展望」

 

第18回  2010年9月11日 
中垣 啓(早稲田大学) 「創造的な認知発達研究のためのプロレゴメナ」

第19回  2010年12月25日 
横地 早和子 (東京大学)「アーティストの創造活動を支えるものー現代アーティストの創造的熟達と創作プロセスー」
岸本 健  (聖心女子大学)「なぜ幼児は指さしをするのか?―幼児の指さしと後の言語コミュニケーションとの関連性から―」

 

第20回  2011年6月25日 
大神田 麻子(神戸大学) 「就学前児の反応バイアス-子どもは『はい/いいえ』質問になぜ『はい』と答えるのか?」
富田 昌平(中国学園大学)「幼児期の想像世界の認識におけるゆらぎと発達」


第21回  2011年12月24日 
杉澤 武俊(新潟大学) 「発達研究のためのRによるデータ解析入門」

第22回  2012年3月3日 
松田 佳尚 (JST ERATO岡ノ谷情動情報プロジェクト 研究員)  「マザリーズを処理する親の脳活動:fMRIによる研究」

松井 理直 (大阪保健医療大学)  「近年の聴覚・言語理論の動向と,それに基づく聴覚障害のシミュレーション」

 

第23回  2013年1月26日 
Brian Davis (ニューヨーク市立大学) "Culture, narrative, and sexual identity engagement: A comparative study of gay men’s individual and social identities in Tokyo and New York City"
東 優子 (大阪府立大学) "A Hidden Trap in the Health-Based Approach to Transgender Phenomenon in Japan"

 

第24回  2013年8月17日
増田 貴彦 (アルバータ大学・京都大学)「こころが育む文化,文化が育むこころ:文化心理学における発達研究」

 

第25回  2014年8月30日
小林 哲生 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所・名古屋大学)「ことばの発達:1歳代で起こる語彙発達の大きな変化を探る」

 

第26回  2015年3月14日

宮崎 美智子(大妻女子大学)「乳幼児期における目標指向行動の組織化を探る新たな試み  ~イメージ・スクラッチ課題による視線操作の発達的評価」
鹿子木 康弘(京都大学)「乳児期早期における向社会性」
 
第27回  2016年2月20日 (土曜研10周年記念講演会)
内田 伸子(お茶の水女子大学・十文字学園女子大学)「人間発達の可塑性〜FとMの物語のその後〜」
 
第28回  2016年6月12日
浅田 晃佑 (東京大学)「自閉スペクトラム症者のパーソナルスペースとボディイメージの特性」
平田 正吾 (茨城キリスト教大学)「発達障害と不器用」
 
第29回  2017年6月11日
池田 吉史   (上越教育大学)  「知的障害者の実行機能特性」
梶川 祥世   (玉川大学)  「幼児の語意獲得におけるプロソディの役割」
 
第30回  2018年6月10日
川合 伸幸   (名古屋大学)  「生得的な脅威検出機構:なぜヘビはコワイ?」
 
第31回  2019年7月28日
石井 敬子 (名古屋大学) 「文化的価値の維持と伝達」
先崎 沙和 (ウィスコンシン大学グリーンベイ校) 「親子関係と幼児期の認知発達の文化差」

 

第32回  2021年6月19日 (オンライン開催)

齋藤 慈子(上智大学)「『赤ちゃんはかわいい!』は本当か?-子どもの認知を左右する要因」

伊村 知子(日本女子大学)「児童期の視覚認知と選好判断」

 

第33回  2022年6月18日 (対面&オンライン開催)

柳岡 開地(大阪教育大学)「心の制御機能を支える日常・課題経験の役割」

奥村 優子(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)「赤ちゃんはモノやコトバをどう覚えるの?:乳児期の社会的学習メカニズムを探る」

 

第34回  2023年7月1日 (対面&オンライン開催)

明地 洋典(京都大学)「ヒトのコミュニケーションはなぜこのような様式なのか」